Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「memcached」のDDoSパケット内に仮想通貨要求する脅迫文

攻撃を分析したAkamaiは、これら要求に応じても無意味であり、金銭を支払わないよう警鐘を鳴らしている。

同社では、複数企業に送りつけられた攻撃パケットで同様のメッセージを確認しており、いずれも金額やウォレットのアドレスは同様だったという。

またメッセージ内に通知先なども示されておらず、攻撃者が被害者を特定することは不可能と指摘。

無差別に送りつけた脅迫文により現金をだまし取ることを目的としたもので、入金してもDDoS攻撃が中止されることは期待できないとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2月のDDoS攻撃件数、前月の約1.2倍に - 71Gbps超の攻撃も
1月のDDoS攻撃件数、前月比29%増 - IIJレポート
国際作戦で「LockBit」の一部関係者を逮捕 - 復号鍵など押収
2023年12月のDDoS攻撃、前月比3割減 - 規模も縮小
「ツイキャス」に大規模DDoS攻撃 - アクセスしづらい状態に
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
約194GbpsのDDoS攻撃を観測 - 22分にわたり継続
DDoS攻撃が大幅減 - 一方で約147Gbps超の攻撃も
9月に399件のDDoS攻撃を観測、前月比1割減 - IIJレポート
「ラピッドリセット攻撃」が発生 - 1秒間で約4億リクエスト