Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オンライン機械学習の分散処理基盤「Jubatus」に2件の脆弱性

オンライン機械学習で利用する分散処理フレームワーク「Jubatus」に、2件の脆弱性が含まれていることが明らかになった。

同製品は、Preferred NetworksとNTTが共同で開発したオープンソースの分散処理技術基盤。任意のコードが実行可能となる脆弱性「CVE-2018-0524」と、ディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2018-0525」が含まれていることが判明した。

同脆弱性は、シマンテックが情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。修正版が提供されている。

(Security NEXT - 2018/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正