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2017年後半に「コインマイナー」検出が急増 - 「Coinhive」の影響も

国内において2017年第4四半期に「コインマイナー」の検出が急増した。「Coinhive」も影響しており、同サービスの悪用事例も目立つという。

トレンドマイクロが、2017年における検出動向を取りまとめたもの。同社では仮想通貨をマイニングするために作成されたソフトウェアについて、マルウェアや不正な目的か明瞭ではないグレーツールのほか、正規ツールを含めて「コインマイナー」と定義している。

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「コインマイナー」の検出台数推移(グラフ:トレンドマイクロ)

国内の同社製品利用者において、「コインマイナー」の検出台数を月ごとに取りまとめており、2017年はのべ14万5800台より「コインマイナー」が検出された。

四半期ごとの合計を見ると、第1四半期は770台だったが、第3四半期に8460台、第4四半期は13万5370台と後半に向けて検出台数が増加している。

「コインマイナー」の内訳については明らかにしていないが、同社によると、脆弱性を攻撃して「コインマイナー」をダウンロードさせるウェブサイトの急増や、ウェブ経由でマイニングを実行する仮想通貨発掘サービス「Coinhive」の登場が増加を後押ししたという。

(Security NEXT - 2018/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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