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「Pulse Secure Linux GUI」に脆弱性 - アップデートがリリース

「SSL VPN」を利用するリモートアクセス製品「Pulse Secure Desktop Linux Client」の「Pulse Secure Linux GUI」に脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関では注意を呼びかけている。

同製品において、SSLサーバ証明書の検証処理に不備がある脆弱性「CVE-2018-6374」が明らかになったもの。重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。

クライアント側より信頼できないネットワークに存在するVPNサーバへ接続する際、トラフィックを改ざんされ、接続の設定を変更されたり、あらたな設定を作成されるおそれがある。

Pulse Secureでは、修正版となる「同5.3R4.2(Build 639)」「同5.2R9.2(Build 638)」をリリース。利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/02/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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