Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2017年4Qの脆弱性届出は70件 - ソフトウェア関連が大幅減

ソフトウェア製品の脆弱性37件を種類別に見ると、「ウェブアプリケーションソフト」が16件でもっとも多く、「ルータ(5件)」「スマートフォン向けアプリ(2件)」と続く。

脆弱性が悪用された場合に生じる脅威では、「任意のスクリプトの実行」が9件で最多。次いで「任意のコマンドの実行(7件)」「任意のコードの実行(5件)」だった。

同四半期に脆弱性の修正が完了し、「JVN」で公表したソフトウェア製品は40件。累計で1704件となる。「連絡不能開発者」としてあらたに製品開発者名を公表したものはなく、累計は251件となる。

一方、ウェブサイトに関する脆弱性33件のうち、最多は「クロスサイトスクリプティング」で21件。また、「SQLインジェクション」が3件だった。

同四半期に修正を完了した脆弱性は60件で、そのうち90日以内に修正が完了したのは33件。修正完了件数の累計は7105件。90日以内に修正が完了した累計件数は4660件で、修正完了件数に占める割合は66%と、2015年第3四半期以降同様の割合で推移している。

(Security NEXT - 2018/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
先週注目された記事(2024年4月7日〜2024年4月13日)
先週注目された記事(2024年3月31日〜2024年4月6日)
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
先週注目された記事(2024年3月24日〜2024年3月30日)