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「Oracle WebLogic Server」狙う攻撃、10月以降国内で断続的に観測 - 被害報告も

同センターでは、脆弱性が悪用されたと見られるウェブサイトの改ざん被害について実際に報告を受けており、仮想通貨を採掘するいわゆる「コインマイナー」をインストールされる被害の増加についても、2017年10月以降確認しているという。

同脆弱性は、リモートより攻撃が可能で、細工したリクエストにより任意のコードを実行されるおそれがある。悪用された場合、意図しないソフトウェアがインストールされるだけでなく、データの窃取や改ざん、DoS攻撃などに悪用されるおそれがあり、情報処理推進機構(IPA)からも注意喚起が行われている。

同センターでは、2017年10月にOracleより公開されたアップデート「同12.2.1.3.0」を利用するなど対策を実施するよう求めるとともに、1月にもあらたなパッチが公開されており、あわせて適用を検討するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/01/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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