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シマンテックの管理製品に脆弱性 - リモートより攻撃受けるおそれ

米Symantecは、ウェブベースの管理機能を提供する「Symantec Management Console」に脆弱性が含まれていることを明らかにした。リモートより制御を奪われるおそれがあるとしてセキュリティ機関でも注意を呼びかけている。

同製品のAPIにおいて検証処理に不備があり、ディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2017-15527」が含まれていることが判明したもの。認証なしにシステムへアクセスされるおそれがある。

同社では、同脆弱性について重要度を「高(High)」とレーティング。脆弱性を解消した「Symantec Management Console version ITMS 8.1 RU4」をリリースしている。

(Security NEXT - 2017/11/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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