Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

先週のAppleに続きMSのフィッシング攻撃が発生中

マイクロソフトを装うフィッシング攻撃が確認された。9月4日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されているとして、フィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。

20170904_ap_001.jpg
誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)

プロダクトキーが不正利用されているなどとして、不安を煽り、確認作業に見せかけてフィッシングサイトへ誘導する手口が確認されたもの。

同様の手口は、2017年1月以降これまでもたびたび確認されているが、今回のケースでは、「ご注意!!ご利用のマイクロソフトのプロダクトキーが何者かにコピーされています。」との件名でフィッシングメールが送信されていた。

本文では「セキュリティが脅かされる恐れがあります!!」といった文言から文面がはじまり、Office製品のプロダクトキーがコピーされ、多ソフトが利用されているなどと説明。誘導先のサイトで検証作業を行わないとソフトが利用できなくなるなどとだまし、偽サイトへ誘導していた。

(Security NEXT - 2017/09/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増