Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

全従業員のマイナンバーを収集した企業、7割から8割

従業員のマイナンバーをすべて収集したとする企業は、7割から8割ほどだったことがわかった。500人以上の企業の場合、4社に1社がすべて収集できていない状態だという。

野村総合研究所が5月から6月にかけて実施した調査で明らかになったもの。インターネットおよび対面で調査を行い、従業員数が5から29人、30から499人、500人以上の企業それぞれ105社、あわせて315社が回答した。

調査時点における従業員のマイナンバー収集率について、「100%」と回答した企業は従業員数5から29人の企業で89%、30から499人で71.4%、500人以上で75.3%だった。

20170801_nr_001.jpg
企業による従業員などのマイナンバー収集率(グラフ:野村総合研究所)

(Security NEXT - 2017/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

JNSA、2023年10大ニュースを発表 - 事件事故の背景に共通項も
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
4割弱の中小企業、改正個情法の内容「知らない」 - 4社に3社は漏洩報告義務把握せず
個情委、自治体などのマイナンバー取扱状況を調査 - HDD廃棄や委託なども
個人情報の漏洩や紛失などの報告、2020年度は4141件 - 個情委
2020年度上半期、個情委への個人情報漏洩報告は481件
マイナポイント、約6割が利用したい - 根強い不信感も
マイナンバーカード、「いつものパスワード使う」との声も
マイナンバー事故、2018年度は279件 - 「重大」3件
2018年の個人情報漏洩は443件、想定損害賠償総額は2684億円 - JNSA調査速報