Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中小企業の5.1%がマルウェア感染を経験 - 被害は「データ破壊」が最多

マルウェアの侵入経路は「電子メール」が64.6%で、「インターネット接続(ウェブサイト閲覧など)」が36.3%、「自らダウンロードしたファイル」が12.3%だった。

マルウェア感染による被害状況を見ると、「データの破壊」が36.2%でもっとも多く、「パソコン単体の停止(32.9%)」「システム停止、性能低下(24.9%)」「個人の業務停滞(16.4%)」と続く。

また、11.3%が「マルウェアメールなどの発信」が発生したと回答。そのほか割合は低いが、「個人情報の漏洩(0.9%)」「営業秘密の漏洩(0.9%)」「取引先への感染拡大(1.4%)」などの被害も発生している。

(Security NEXT - 2017/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大
2023年4Qにおけるtelnetの探索、12月下旬は10月初旬の3倍に
日立システムズ、セキュアブレインを吸収合併 - MSS事業拡大に注力
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
カンファレンスイベント「JSAC2024」の全プログラムが発表