Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性報告の報奨金が期間限定で最大5倍に - サイボウズ

サイボウズは、同社製品やサービスの脆弱性報告者に報奨金を支払う制度において、一部サービスや製品を対象に報奨金を最大5倍に増額するキャンペーンを、12月20日までの期間限定で実施する。

20170707_cy_001.jpg
期間限定で報奨金をアップするサイボウズ

脆弱性の探索に対する関心をさらに高め、製品の改善に役立てる目的で、報奨金の増額キャンペーンを実施するもの。

同社が対策に注力を図るクラウドサービス「kintone」、クラウド基盤「cybozu.com」の管理と共通設定については、報奨金を期間限定で通常の5倍に引き上げる。

また「サイボウズガルーン」「サイボウズOffice」「メールワイズ」などの製品については、報奨金を2倍へと拡大。報奨金の上限は、通常1件あたり100万円のところ、キャンペーン中は200万円となる。

同社では、同社の製品やクラウドサービスに存在する脆弱性を発見、報告した場合に最大100万円の報奨金を支払う「脆弱性報奨金制度」を2014年6月より展開。2016年度までの3年間でのべ250人より373件の報告が寄せられ、合計1500万円の報奨金を提供している。

(Security NEXT - 2017/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「LockBit」にあらたなリークサイト - ブランド回復に躍起
GitLab、脆弱性2件を解消したセキュリティアップデートを公開
米司法省、ランサム「ALPHV」関連の複数サイトを押収 - 復号ツールも
Atlassian、「Confluence」など複数製品にセキュリティアップデート
「GitLab」に月例セキュリティリリース - 深刻な脆弱性を解消
「GitHub Enterprise Server」に10件の脆弱性 - アップデートで修正
Electronアプリの脆弱性、開発チームが反論 - RCEではなく「クリティカル」は誤り
「GitLab」の脆弱性、実証コードが公開 - 侵害状況の調査を
Atlassian、1月の定例パッチで同社製品の脆弱性28件に対応