複数の脆弱性を解消した「Joomla! 3.7.3」がリリース
コンテンツマネジメントシステム「Joomla!」の開発チームは、リモートより攻撃可能な脆弱性へ対処した「Joomla! 3.7.3」をリリースした。
複数の脆弱性を解消した「Joomla! 3.7.3」
同アップデートは、複数の脆弱性を修正したほか、230件におよぶバグを解消したセキュリティアップデート。
具体的には、キャッシュ処理に起因する情報漏洩の脆弱性「CVE-2017-9933」に対応。CSRFトークンのチェック不備や入力値の検証処理の問題によって生じるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2017-9934」を修正した。いずれも重要度は「高(high)」にレーティングされている。
さらに重要度「低(low)」とされるマルチバイト文字のフィルタリング処理に起因したXSSの脆弱性「CVE-2017-7985」に対処した。開発チームでは、できる限り早くアップデートを実施するよう強く推奨している。
(Security NEXT - 2017/07/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性