Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

県民意識調査の対象者名簿が所在不明に - 福岡県

福岡県は、県民意識調査の関連業務を委託している事業者において、調査対象者の個人情報含む名簿が所在不明になっていることを明らかにした。

同県によれば、委託事業者の調査員が作成し、6月10日に事業者宛てに郵送した名簿の所在がわからなくなっているもの。問題の名簿には、田川市、宮若市、糸田町の選挙人名簿から無作為に抽出した210人の氏名、住所、生年月日、性別が記載されていた。

6月20日、事業者が名簿が届いていないことに気付き、調査員は配送状況の追跡ができるレターパックを利用してポストに投函したとしているが、ポストの担当郵便局では、同レターパックを受領していないという。

22日に事業者より報告を受けた同県では、警察へ届けるとともに、福岡中央郵便局に調査を依頼した。名簿に控えはなく、記載された個人は特定できないことから、対象地区の自治会長に対して説明を行うとしている。

(Security NEXT - 2017/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
メール記載のリンク先を誤設定、個人情報が流出 - 岐阜県
霊園使用者の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 岩見沢市
認定農業者に調査票を誤送付、名簿の宛名と住所にずれ - 三重県
修学旅行中に教諭が生徒名簿を紛失 - 長岡市の中学校
給付金支給対象者名簿を誤送信、第三者が関連施設内で共有 - 軽井沢町
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
高校教諭がサポート詐欺被害、私用PC内に個人情報 - 広島県
個人情報含む労働力調査関係書類を紛失 - 群馬県
個人情報含む資料を誤廃棄、運搬中に落下して散乱 - 群馬県