シスコ、セキュリティ人材育成に向けた「スカラシッププログラム」
シスコシステムズは、セキュリティ人材の育成を目的とした「サイバーセキュリティスカラシッププログラム」を国内向けに展開する。
同社が持つセキュリティ技術と学習プログラムをベースに、ITの基礎から情報セキュリティまで体系的に学習するためのプログラムを提供するもの。
運営母体として、企業や有識者が参加する「サイバーセキュリティ 人材育成コンソーシアム」を設置。トレーニングの提供やインストラクターの育成、受講環境の提供などを実施。成績優秀者には、海外でのインターンシップの機会や、同社が積極的に採用するとしている。
当初は、学生が対象。今後は障害者の雇用、女性エンジニアの育成、セカンドキャリアなど幅広い層の人材育成を視野に入れているという。またコンソーシアム参加企業による採用機械の提供についても検討するとしている。
具体的なトレーニングプログラムとしては、基礎知識を身につけるセルフラーニングの入門コース、研修やハンズオントレーニングで知識とスキルを身につける基礎コースのほか、実践的なセキュリティ対策や解析手法を身につける応用コースを用意する。
サイバーセキュリティ 人材育成コンソーシアムにおける役割(表:シスコシステムズ)
(Security NEXT - 2017/04/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
人材育成プログラム「SecHack365」が応募受付をまもなく開始
「セキュリティ・キャンプ2024全国大会」の応募受付を開始
セキュリティ分野の総務大臣奨励賞、2名2団体を選出
JFEスチールとデロイトトーマツサイバー、セキュリティ会社を設立
政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
「AI」の安全性に対する評価手法を検討する機関を設立 - IPA
ネット偽情報対策の取り組みに関する意見を募集 - 総務省
SecHack365の成果発表会を3月に開催 - ワークショップなども
次年度開催に向けて「SecHack365」がオンライン説明会
アジア版セキュキャン「GCC 2024」、2024年2月にタイで開催