Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

帳票ツール「風神レポート」のビューアソフトに脆弱性

アイ・コンが提供する帳票ツール「風神レポート」の「風神ビュアー」に任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。修正版がリリースされている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品にバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2017-2155」が存在。細工されたページへアクセスすると任意のコードを実行されるおそれがあるという。

同脆弱性は、波多野冬馬氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。修正版として「同4.1.6.02」「同5.1.3.02」「同6.0.4.01」が提供されている。

(Security NEXT - 2017/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を
分散型グラフデータベース「Apache HugeGraph」に深刻な脆弱性
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian