Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VMware、「Workstation」など複数製品に深刻な脆弱性

「VMware Workstation」などVMwareの複数製品に、深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性が明らかとなったのは、「Unified Access Gateway」「Horizon View」「同Client for Windows」「Workstation」。深刻度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。

「Unified Access Gateway」「Horizon View」では、リモートよりコード実行が可能となるバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2017-4907」が判明。

さらに「Horizon Client for Windows」および「Workstation」には、ゲストOS上でコードを実行されたり、サービス拒否が生じるおそれがあるプリントソリューション「Cortado ThinPrint」に起因した脆弱性があわせて6件含まれるという。

同社では、脆弱性へ対処したアップデートとして「Unified Access Gateway 2.8.1」「Horizon View 7.1.0」「同Client for Windows 7.1.0」「Workstation 12.5.3」を用意した。今回修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2017-4907
CVE-2017-4908
CVE-2017-4909
CVE-2017-4910
CVE-2017-4911
CVE-2017-4912
CVE-2017-4913

(Security NEXT - 2017/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性