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「SMBv3」のゼロデイ脆弱性、ウェブ誘導から悪用可能

具体的には、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」や「HTTPヘッダインジェクション」「オープンリダイレクタ」など組み合わせることで、「CVE-2017-0016」を攻撃し、ブルースクリーンを生じさせることが可能であるとしている。

これまでもユーザーの操作なしにSMB共有へ接続させるテクニックは多数存在するとセキュリティ機関より指摘されていたが、ひとつの手法が示されたかたちだ。

セキュリティ更新プログラムは公開されておらず、LANより外部ネットワークに対するSMB接続を制限するなど緩和策を講じるよう、関連機関では注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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