元従業員が顧客情報を持出、持ち込まれた業者の通報で発覚 - GMOメイクショップ

一方、店舗を利用した購入者の情報については、持ち出した元従業員にアクセス権は与えられていないとし、情報流出を否定した。

同社では、データが保存されていたパソコンからデータの削除を確認。元従業員よりハードディスクの提出を受けてフォレンジック調査を実施している。

またデータを持ち出した従業員は、メールやインターネットでこれらデータのやりとりは行わず、別の企業に対する持ち込みなどについて否定する証言をしており、同社では誓約書を取得。オンラインストレージや自宅のパソコンに保存されていないことも確認したという。

今回の問題を受け、同社では関連する顧客へメールで事情を説明。再発防止に向けて、パソコンの監視や外部メディアの接続制限、従業員教育など対策を実施する。また外部の第三者を加えた懲罰委員会を設置し、関係者を処分する予定。

（Security NEXT - 2017/02/16 ）ツイート