Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「2323番ポート」や「7547番ポート」へのパケットが増加 - JPCERT/CCが観測

2016年第4四半期は、従来の「23番ポート」に対するパケットにくわえ、「2323番ポート」「7547番ポート」に対するパケットの増加がJPCERTコーディネーションセンターによって観測された。ボットネット「Mirai」の活動が影響したと見られている。

同センターが設置したセンサーにおける不特定多数に向けて発信されたパケットの観測状況を取りまとめたもの。同センターによれば、2016年第4四半期は前四半期と変わらず「telnet」で利用する「TCP 23番ポート」に対するパケットが最多で、全観測数の55%を占めた。

次いで多かったのは「TCP 2323番ポート」。いずれのポートもマルウェア「Mirai」の攻撃対象となっており、「Mirai」のソースコードが公開され、亜種の増加が影響した可能性があるという。

さらに、同じく「Mirai」が攻撃対象とした海外製ルータで用いられる「TCP 7547番ポート」が3番目に多かった。同センターによれば、ブラジルやイギリス、トルコなど複数の地域からのパケットが、ほぼ同じタイミングで増加したという。

攻撃対象となったルータの国内における感染動向について同センターが調査したところ、期間中に確認されたパケットは1パケットにとどまり、関連するアナウンスも少なかったことから、日本国内への影響は小さかったのではないかと同センターでは分析している。

(Security NEXT - 2017/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Memcached」によるDDoS攻撃、3月に約4000件 - 攻撃は1年以上前から
攻撃パケットは前年比約1.2倍、IoT狙う攻撃が高度化 - NICT調査
TCP 52869番ポートへのパケット - 「Mirai」亜種による感染活動の可能性
2017年4Qの脆弱性登録は3719件 - 「Android」が最多、「tcpdump」も上位に
「繰り返しDDoS攻撃」が増加 - 回避措置も想定、長期ダウン狙う
445番ポートへのパケットを継続して観測、「WannaCrypt」の影響収束せず
「WannaCrypt」発生以降、445番ポートへのパケットが増加
DNSの運用変更で総務省など注意喚起 - 9月19日までに対応を
「EternalBlue」によるアクセス、5月後半も引き続き発生
疑似環境でサイバー攻撃者を泳がせ、挙動解析する「STARDUST」を開発 - NICT