Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者情報含むUSBメモリが院内で所在不明 - 北里大学東病院

北里大学東病院は、患者の個人情報を記録したUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。

同院によれば、神経内科のカンファレンスルームにおいて、外部へ接続されていない端末へデータを登録する際に使用しているUSBメモリの所在がわからなくなっているもの。

問題のUSBメモリには、2003年3月31日から2017年1月19日までの間に神経内科へ入院した患者1917人の氏名、性別、年齢、生年月日、ID、診断名が記録されていた。USBメモリにパスワードなどは設定されていないという。

1月19日に医師がUSBメモリを使用したが、所定の場所で保管せず、同月23日に医師が再びUSBメモリを使用しようとした際に紛失していることへ気付いた。

同院では、対象となる患者に説明と謝罪の書面を送付。また1月27日より、USBメモリを使ったパソコンへのデータ登録作業を禁止した。

(Security NEXT - 2017/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
霊園使用者の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 岩見沢市
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本
通勤中にUSBメモリ紛失、その後回収 - 新潟県工業技術総合研究所
公民館で個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 岐阜市
公立保育園のUSBメモリ、車上荒らしで盗難 - 福井市
組合員情報含むUSBメモリを紛失、データは暗号化 - 建設連合国保組合