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「ウイルス検出」とだます偽警告、1年間で約15倍に

同四半期に寄せられた相談件数は3795件。前四半期の4367件から13.1%減少した。「ワンクリック請求」に関する相談は487件で、前四半期の558件から12.7%減となった。そのうちスマートフォンを対象にした相談は158件で、前期の159件とほぼ同水準だった。

また、実際に検知していないにもかかわらず、「ウイルスを検出した」などの偽警告でユーザーの不安をあおり、電話をかけさせて製品の購入やサポート契約に誘導する「ウイルス検出の偽警告」に関する相談が833件寄せられた。前年同期の57件から1年間で約15倍へと急増している。

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偽警告に関する相談件数の推移(グラフ:IPA)

(Security NEXT - 2017/01/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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