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個人情報入りファイルを誤送信、パスワード通知メールに誤って添付

栃木県は、就学支援金を受給している生徒の個人情報を、県内の高校25校に誤って送信したことを公表した。

同県によれば、私立高校1校分の就学支援金に関するファイルを、1月20日17時過ぎに県内の高校25校に誤って送信したもの。問題のファイルには、就学支援金を受給している生徒2727人分の氏名や生年月日、支給額などが記載されていた。

同県の担当者が、支援金を受給している生徒の確認を依頼するため、支援対象校の25校にパスワードで保護したファイルを送信。その後、パスワードを通知するメールにおいて、1校のファイルを誤って添付した。メールを受信した学校から連絡があり問題が判明したという。

同県では、メール送信時の確認不足が原因と説明。誤送信先の高校に、誤送信したファイルの削除を依頼した。また情報が流出した生徒とその保護者に対し、書面による説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2017/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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