Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティ機能を提供するSDKに脆弱性 - iOSに影響

ThreatMetrixのセキュリティ機能を実装するために提供されているソフトウェア開発キット「ThreatMetrix SDK」をiOSにおいて利用した際、中間者攻撃を受けるおそれがあることがわかった。アップデートが提供されている。

同SDKにSSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2017-3182」が含まれていることが判明したもの。接続の安全性を検証せずに、ThreatMetrixのサイトと通信するという。

脆弱性は「同3.2」で修正されており、セキュリティ機関では最新版へアップデートするとともに、脆弱なバージョンを用いて開発したアプリケーションについても作製し直すよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/01/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中