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政府、重要インフラの分野横断的な演習を実施 - 約2000人が参加

政府は、都内で政府機関や重要インフラの関係者を対象に、障害対策の分野横断的な演習を開催した。約2000人が参加したという。

同演習は、IT障害の発生を想定し、情報共有や連携体制などを確認するため、2006年より毎年実施しているもの。今回で11回目を迎えた。

情報通信、金融、航空、鉄道、エネルギー、行政サービス、医療、水道、科学など13分野の重要インフラ事業者の関係者をはじめ、内閣サイバーセキュリティセンター、各重要インフラの関連省庁など、見学を含め総勢2080名が参加。最新のシナリオをもとに演習を行った。

演習は2部構成で実施。比較的影響が小さい障害を想定した演習では、判断や意志決定、情報共有などの体制について確認。また事業継続へ影響を与えるよう障害についても演習を行い、情報共有体制などの手順などを検証した。

(Security NEXT - 2016/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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