ローソン会員向けサイトでポイント不正利用被害 - パスワードリスト攻撃が原因か
ローソンの会員向けサイトにおいて、本来の利用者ではない第三者によって不正にログインされ、ポイントが不正に利用される被害が発生している。同社は、利用者へパスワードの変更を依頼した。
不正ログインが発生したことを明らかにしたローソン
同社によれば、会員向けサイトにおいて、第三者が本人になりすましてログインを行う「不正ログイン」の被害が2016年9月末ごろより多発しているという。
同社では不正アクセスを検知した場合にアクセスを遮断するなど対策を講じているが、「ローソンフレッシュサイト」では、「Pontaポイント」が不正に使用される被害が3件発生。18万4414円分の被害が生じた。
これら不正ログインの被害が発生した原因について、攻撃者が同社以外から入手した「ID」と「パスワード」を用いてログインを試行する「パスワードリスト攻撃」であると同社は説明している。
今回の問題を受け、同社では関連サイト「ローソンフレッシュ」「ローチケHMV}「ローソントラベル」「USEN550ch×HMV」の全利用者に対し、パスワードの再設定を順次依頼していく。
(Security NEXT - 2016/11/21 )
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