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未知マルウェアのダウンロード、前年の9倍超に - チェック・ポイント調査

従業員によるダウンロードが原因で、未知のマルウェアに関するダウンロード件数が1年で約9倍に増加したとの調査結果を、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズが取りまとめた。

同社が、世界で稼働している2万5000台以上の同社セキュリティゲートウェイにおける検知状況を分析。企業に影響を与えたマルウェアや攻撃の傾向などを取りまとめたもの。

企業を標的とした未知のマルウェアのダウンロード件数は1時間あたり970件。前年の106件から約9倍へと増加。おもな原因は従業員によるダウンロードで、4秒に1回のペースで未知のマルウェアがダウンロードされているという。また同社において1カ月に捕捉された新種のマルウェアは約1200万件に上ったという。

(Security NEXT - 2016/11/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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