Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MySQL」のゼロデイ脆弱性、定例パッチで一部修正

オープンソースのデータベース「MySQL」に、未修正の脆弱性が指摘されていた問題で、Oracleは10月に公開した「クリティカルパッチアップデート(CPU)」で一部修正した。

今回修正された「CVE-2016-6662」は、アクセス権限を持つユーザーによって「MySQL」の設定ファイルを不正に作製することができる脆弱性。悪用するとサーバのルート権限でコードを実行することが可能となる。

同脆弱性は、「MySQL」の管理ツールである「phpMyAdmin」へアクセスできるユーザーや、ウェブアプリに対する「SQLインジェクション攻撃」などによっても悪用されるおそれがある。

脆弱性を発見したセキュリティ研究者のDawid Golunski氏は、7月下旬に開発者へ通知。「MySQL」から派生した「MariaDB」「PerconaDB」では修正されたものの、「MySQL」では修正されず、他製品が修正されたことで、悪用のリスクが高まったとして、同氏は9月に限定的なPoCを公開し、注意を呼びかけていた。

Oracleは、10月に公開した四半期に1度の定例CPUで、「CVE-2016-6662」のほか、リモートより攻撃が可能である2件の脆弱性「CVE-2016-6304」「CVE-2016-5598」を含む31件の脆弱性に対応した。

ただし、「CVE-2016-6662」とともにGolunski氏は、「CVE-2016-6663」を報告しているが、今回の修正には含まれていない。

(Security NEXT - 2016/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Struts 2」の脆弱性、一部代替パーサーでも攻撃が成立
不正送金対策ソフトのインストーラに脆弱性 - 最新版で修正
「Apache Struts 2」にあらたな問題が判明 - 「Content-Type」以外のHTTPヘッダでも攻撃可能
「Apache Struts 2」に脆弱性の影響を緩和するプラグイン - 更新できない利用者向けに公開
ファイル共有ソリューション「Commvault Edge」に脆弱性
「Apache Tomcat」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートで修正
「Apache Struts 2」狙う攻撃が増加傾向 - 3月14日には2000件超を記録
「Windows Vista」のサポート終了まで1カ月切る - 「Exchange Server 2007」なども
4月に「Windows Vista」がEOL - 「Windows 7」終了まであと3年
ニッポン放送に不正アクセス、顧客情報5.7万件が漏洩のおそれ - 原因は「Struts 2」脆弱性