Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数金融機関の利用者狙うフィッシング - 「貴様のアカウント」など不自然な言い回しも

複数金融機関のオンラインバンキング利用者を狙ったフィッシング攻撃が展開されている。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。

「ジャパンネット銀行」や「福岡銀行」を装い、アカウント情報をだまし取るフィッシング攻撃が相次いで確認されたもの。

確認されたフィッシングメールは、いずれも「重要なお知らせ(2016年8月18日更新)」「メールアドレスの確認」「銀行本人認証サービス」とまったく同一の件名で送信されており、メールのデザインや文言も同一だった。

メールの本文は、セキュリティのアップデートを理由に、アカウントの利用中止をちらつかせ、不安を煽って偽サイトへ誘導する内容だが、「貴様のアカウントの利用中止を避けるために、検証する必要があります」などと不自然な言い回しも用いられており、日本語を母国語としない攻撃者が作成したと見られる。

またHTMLメールにより、誘導先のURLを偽装しており、サブドメインに実際に銀行のドメインの文字列を組み込んでいた。

いずれも今回のケースでは誘導先のフィッシングサイトは停止していることが確認されているが、フィッシング対策協議会では類似した攻撃へ注意するよう呼びかけている。

20160819_ap_001.jpg
福岡銀行を装ったフィッシングメール(画像:フィ対協)

(Security NEXT - 2016/08/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

学生がフィッシング被害、迷惑メール約29万件の踏み台に - 新潟大
クレカ明細サービス装うフィッシング攻撃 - 「信頼性高めるため」などと本文中URLからのアクセス促す
フィッシング報告、前月比1.5倍に - 誘導先URLも1.2倍に
「Yahoo!JAPANカード」の利用者狙うフィッシング - PW初期化案内を偽装
4段階ある凝った作りの偽Amazonサイト - クレカの本人認証ページまで用意
Gmailに差出人を空欄にできるバグ「Ghost Emails」 - フィッシング攻撃などで悪用のおそれ
佐川装う悪質SMS、相談件数が10月以降急増 - iOS利用者も標的に
「WordPress」の人気eコマースプラグインに脆弱性 - 権限昇格のおそれ
DDoS対策と不正通信遮断に対応した「AED」 - アーバー
@nifty装うフィッシング - メールボックスの容量超過とだます手口