Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティ人材、2020年に約19.3万人不足 - 給与水準改善が鍵か

またセキュリティベンダーやITベンダーに、社外向けのセキュリティ対策業務を担当する人材の量的不足感を聞いたところ、「検査、監査系業務」「コンサルティング系業務」について「必要なスキルを有する人材は確保できている」との回答は1割に満たないなど、不足の声が目立った。

セキュリティ対策業務担当者の不足の原因について、「募集をしても必要な経験、スキルを有する応募者が少ない」が39%で最多。「将来的にも現在並みの業務量が確保できるとは限らないので増強できない」との回答も26.8%で多く見られる。

セキュリティをはじめ、IT関連人材の獲得においては、産業の魅力向上が求められ、大きな要因として報酬の問題が背後にあると指摘。日本のIT人材における給与への満足度が非常に低く、国内の他産業の給与水準との差が影響していると分析している。

(Security NEXT - 2016/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
「AI」の安全性に対する評価手法を検討する機関を設立 - IPA
ネット偽情報対策の取り組みに関する意見を募集 - 総務省
SecHack365の成果発表会を3月に開催 - ワークショップなども
次年度開催に向けて「SecHack365」がオンライン説明会
アジア版セキュキャン「GCC 2024」、2024年2月にタイで開催
「CYNEXアライアンス」が発足、 産官学とデータの共同分析や人材育成を推進
メタバース内に「警視庁サイバーセキュリティセンター」を開設
「CODE BLUE 2023」のタイムテーブル - 脆弱性関連の講演充実
「ICTサイバーセキュリティ総合対策2023」を公表 - 総務省