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富士通と九大、セキュリティ人材育成で共同研究

富士通と九州大学は、同大サイバーセキュリティセンターに、セキュリティ人材の育成をテーマとした研究部門を2018年まで設置する。

九州大学では、サイバーセキュリティセンターを2014年12月に設置。サイバーセキュリティに関する教育や研究に取り組んでおり、2016年に入ってからは米Sypris Electronicsのサイバーレンジシステムなども導入している。今回、富士通の寄付により「富士通スペシャリスト育成研究部門」をあらたに設置したもの。設置期間は2018年3月まで。

同部門では、教育機関の教育科目へサイバーセキュリティの項目を導入することや、実際の演習、人工知能による攻撃検知といった先端技術を学ぶ講義、教材などを研究テーマとして扱う。また10月にはサイバーセキュリティに関する講義を開講する予定。

(Security NEXT - 2016/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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