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小中学生の情報モラル診断、「法」に関する知識が低い傾向

小学生と中学生は情報モラルに関する知識のうち、「法」に関する知識が少ないことがわかった。小学生は、情報モラルに関する知識に個人差が見られるという。

カスペルスキーと静岡大学が、小学生と中学生のインターネット利用状況や情報モラルに関する共同調査し、その結果を発表したもの。小学校37校の児童477人と、中学校88校の生徒4066人を対象に、インターネット利用状況、モラル、セキュリティ、法からランダムに出題、回答を得た。

インターネットの利用について家庭でルールがあると答えたのは、小学生では74.1%で中学生は69.3%だった。また小学生の62.2%、中学生の61.1%がフィルタリングを利用していると回答した。

平日に平均3時間以上インターネットを利用しているグループと3時間未満のグループにわけて、情報モラル全般に関する知識を比較した場合、3時間以上利用するグループの平均点は70.3点だったのに対し、3時間未満は62.2点だった。利用頻度が高い方が、情報モラルに関する知識が多い結果になったという。

データのばらつきを表す標準偏差は、小学生が19.1に対し中学生は14.9と、中学生よりも小学生のほうが情報モラル全般に関する知識に個人差があった。特に小学生の「セキュリティ」に関する知識の標準偏差は8.0で中学生の6.0より差が大きい。

「法」に関する知識は、小学生と中学生ともに少ない。受検者全体の項目別の正答率を見ると、「モラル」は74.9%で「セキュリティ」は77.5%に対し、「法」は48.3%と低い。特に小学生は39.7%で中学生の49.3%と差が見られた。

文部科学省が2015年10月に発表した「平成26年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」において「教員のICT活用指導力の状況-情報モラルなどを指導する能力」が高いとされた県では、今回の調査において「セキュリティ」に関する知識の個人差が少ないことが判明したという。

(Security NEXT - 2016/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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