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2016年のセキュリティ投資、3割弱が前年度上回る - 業種や規模で対策状況が二極化

セキュリティ対策の導入状況を種類別に見ると、ファイアウォールとVPN、パソコンでのマルウェア対策が7割前後で、外部の脅威に向けた対策の導入が進んでいる。一方で情報漏洩対策やアイデンティティとアクセス管理、セキュリティと脆弱性管理など内部向けの脅威対策は、外部脅威対策に比べて導入率が低い。

また業種別にみると、製造、小売および卸売、教育などで対策が進んでおらず、従業員規模では従業員100人未満の企業では対策が遅れており、業種や従業員規模によって、進んでいる企業と遅れている企業とに二極化が見られたという。

(Security NEXT - 2016/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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