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上場企業など6.3%が標的型攻撃でマルウェア感染

ただし、攻撃の有無などについては、あくまで回答者による認知状況に過ぎない。受信者が文面などから攻撃であると気が付くことが難しい巧妙な攻撃なども発生しており、メールの受信やマルウェアへの感染そのものを認知していない可能性もある。

またメールを受け取ったり、マルウェア感染が発生した経験があると回答した企業に攻撃をどのように検知したか尋ねたところ、「従業員からの通報」が56.3%で最多。次いで「不正な外部通信の検知」が33.3%と多い。「ツールによる検知(21.6%)」「端末の不審な挙動(19.4%)」「公的機関からの通報(7.7%)」が続いた。

(Security NEXT - 2016/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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