Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アコーディア・ゴルフで顧客情報が流出か - 不正にDB管理ツールが設置

アコーディア・ゴルフのウェブサーバが不正アクセスを受け、顧客の個人情報が外部へ流出した可能性があることがわかった。

同社によれば、12月9日20時ごろ、個人情報に対する不正アクセスを確認したもの。ウェブサーバへデータベースの管理ツールが不正に設置され、同ツールを通じて外部より顧客情報にアクセスされたという。

流出した可能性があるのは、同社が運営する「アコーディアWeb」において会員権の見積もりを行った顧客107件や、「アコーディア・キッズ」の会員108件、「L-Style」の会員103件のほか、イベント参加者、ゴルフスクールの登録者など359件にのぼるという。氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、ポイントカード番号など含まれる。

同社では、データベース管理ツールを削除し、バックドアを修復した。顧客から被害の報告などは受けていないという。同サーバ以外についても脆弱性の調査を進めている。

(Security NEXT - 2015/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
サーバがランサム被害、UTMの設定不備を突かれる - CRESS TECH
公式Xアカウントが乗っ取り被害 - メガネの愛眼
第三者にメールを閲覧された痕跡、詳細を調査 - 東芝テック
計算用サーバが攻撃の踏み台に、テストアカを侵害 - お茶大
アイドルコンテストのX公式アカウントが乗っ取り被害
サイトに不正アクセス、テスト環境でPW窃取される - 日水コン