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キヤノンITS、Clavister製UTMを発売 - IoTへの応用も検討

キヤノンITソリューションズは、スウェーデンのClavister製UTMを、11月上旬より取り扱いを開始する。

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記者説明会へ登壇した近藤氏(画面左)と崎山氏(画面右)

同製品は、Clavisterが独自に開発したファームウェア「cOS Core」を搭載したUTM製品。ファイアウォールやVPN、マルウェア対策、スパム対策、ウェブフィルタ、IDS、アプリケーション制御などの機能を提供する。

Clavister製品を取り扱うのは国内で2社目。提供開始当初はアプライアンス製品の「E80」を投入。次第にラインナップを増強し、通信キャリアからデスクトップまで幅広く展開したい考え。さらに仮想環境のセキュリティ対策としてクラウド事業者やプライベートクラウド向けへの展開も予定している。

また「cOS Core」は、11Mバイトと軽量なことから、IoT分野などへ対応が可能であるとしており、キヤノンITSでは開発や組込機器分野のノウハウを活用。UTMのファームウェアをOEMでIoT機器事業者などへ供給することも検討する。

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Jim Carlsson氏

記者説明会に登壇したClavisterでCEOを務めるJim Carlsson氏によれば、独自開発のOSは、一切オープンソースやサードパーティのコードは用いず、スウェーデン国内で開発。同氏は、政府などとの関係を持たず、「NSAや中国などで問題が指摘されているバックドアからフリーである」と強調。軽量であり、アプライアンスだけでなく、仮想環境やソフトウェアライセンスなど、柔軟な提供が可能であると説明した。

キヤノンITSセキュリティソリューション事業部の事業部長を務める近藤伸也氏は、従来より国内向けに製品サポートを含めたローカライズ対応を長年行っており、UTM製品に関しては、前年比33%増となった実績のアピールした。

また同社で営業部長を務める崎山秀文氏は、自社内にメーカー、販社、SIerの特徴を持ち、販売だけでなくソリューション展開やサービス提供が可能であるとし、同製品が限られたリソースで動作することから、ATMやPOS、医療機器をはじめとするIoT分野へ積極的にアプローチしていくことを明らかにした。

(Security NEXT - 2015/10/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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