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レノボ、ThinkPadデータ収集問題で釈明 - 「個人特定できない」

情報収集については、オンラインエンドユーザーライセンス契約書 (EULA) へ記載し、はじめてシステムを使用する際に同意を得ているとし、合法的な情報収集であると反論した。

同社の説明により、「アプリケーション利用データ」「プリロードアプリケーションインベントリデータ」の2種類の情報を収集していることがわかっている。

「アプリケーション利用データ」は、ユーザーが利用している機能や設定、頻度など把握するための統計データ。一旦ローカル環境へデータを保存後、米国内のサーバにアップロードするしくみだという。

2015年9月の時点で「Lenovo Companion」「Lenovo Support」「Lenovo System Update」など12種類のアプリケーションを対象としており、無効化には各アプリケーションのメニューから設定する。データ送信に関しては、「Lenovo Customer Feedback Program」を無効または削除する必要がある。

(Security NEXT - 2015/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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