Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ProFTPD」に脆弱性 - 任意のコードを実行される可能性も

FTPサーバである「ProFTPD」の一部モジュールに、リモートから任意のファイルをコピーできる脆弱性が存在し、条件によっては任意のコマンドが実行されるおそれもあるとして専門家が注意を呼びかけている。

今回明らかになった「CVE-2015-3306」は、FTPサーバ「ProFTPD」のモジュール「mod_copy」に存在する脆弱性。一部コマンドが権限をもたないクライアントから実行可能となる。FTPにおいてAnonymous用のディレクトリを用意していたり、ウェブサーバの公開ディレクトリに対して、「ProFTPD」が書き込み権限を持つ場合、任意ファイルの内容が漏洩するおそれがある。

さらに、今回の脆弱性について検証を行ったソフトバンク・テクノロジーによると、特定の条件下で脆弱性を悪用することにより、「ProFTPD」の実行権限でリモートから任意のコードを実行可能になるという。

具体的には、「ProFTPD」にウェブサーバの公開ディレクトリに対する書き込み権限が与えられていることに加え、「ProFTPD」のログを読み取ることが可能な場合、任意のコマンドを実行した上で出力結果をブラウザから参照される場合があるとしている。

すでに攻撃コードが流通しており、容易に攻撃を行うことができると指摘。開発版となるが、修正版のソースが公開されているほか、利用環境に応じて対応状況を確認した上で、アップデートを検討するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Photoshop CC」に脆弱性、Windows版とMac版に影響
「みずほダイレクトアプリ」に盗聴や改ざんのおそれ - 修正版がリリース
「WordPress」向けAMP対応プラグインに深刻な脆弱性 - アップデートで修正
11月のMS月例パッチ修正された脆弱性、中東のゼロデイ攻撃で悪用済み
【修正あり】MS、月例パッチで脆弱性62件を修正 - ゼロデイ脆弱性などに対処
「Adobe Acrobat/Reader」に脆弱性、実証コードが公開済 - 早急に更新を
「VMware vRealize Log Insight」に認証回避の脆弱性
「VMware ESXi」に深刻な脆弱性 - ホスト上でコード実行のおそれ
「Adobe Acrobat/Reader」に悪用リスク高い脆弱性 - 早期適用推奨のアップデートが13日に公開予定
「Adobe Flash Player」に情報漏洩の脆弱性 - 悪用は未確認