Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2015年1Qの不正アクセス件数は34件、「なりすまし」が増加

同四半期に寄せられた相談件数は3311件。前四半期の3543件から232件の減少となった。「ワンクリック請求」に関する相談が733件で、そのうちスマートフォン利用者からの相談が210件だった。

また「オンラインバンキング」関連は24件で、前期の7件から3倍超に増加。2013年末から2014年上半期にかけて70件前後で推移していたが、2014年第3四半期には約4分の1に減少。小康状態だったが再び上昇した。

これらの相談のうち、相談者のパソコンがオンラインバンキングのログイン情報を窃取する不正プログラムに感染していたケースは21件と、前期の2件から急増している。そのほか、「偽セキュリティ対策ソフト」関連の相談が96件、「ランサムウェア」関連が6件寄せられたという。

(Security NEXT - 2015/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
「WordPress」における不用意な露出に注意 - 攻撃の糸口となることも
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
上半期の不正アクセスによる検挙は188件 - 前年同期比19.3%減
Pマーク事業者の個人情報関連事故報告、前年度の約2.3倍に
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加
2022年マルウェアの被害届出が約3倍に - 8割弱が「Emotet」