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不正アクセスやマルウェアによる個人情報漏洩を2割弱が経験

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個人情報に関するトラブル経験(グラフ:JIPDEC)

個人情報に関するトラブルの経験を尋ねたところ、未経験のユーザーは26.8%にとどまる。もっとも多いのが、迷惑メールの受信で、51.5%と半数以上にのぼる。また心当たりがない会社からDMが届いたケースも、25.3%と4人に1人が経験していた。

不正アクセスによる個人情報の流出を18.8%。マルウェア感染による流出も17%が経験していると回答。盗難や紛失による個人情報の流出についても、9.2%が体験していた。

トラブル発生時の対応としては、22.5%が「メールアドレスを変更」。「セキュリティ対策ソフトを入れた」が12.4%で続く。心当たりがある会社へ問い合わせをしたユーザーが11.2%、購入や利用をやめたユーザーは10.1%だった。また45.9%と半分近くが、「何もしていない」と回答している。

(Security NEXT - 2015/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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