Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本IBM、アクセス制御可能なSNS型オンラインストレージ提供

日本IBMは、組織内外で安全なファイル共有を実現するSNS型オンラインストレージ「IBM Connections Files Cloud」を提供開始した。

同サービスは、登録した利用者間でコミュニケーションしながら、ファイル共有を実現するもの。タイムライン機能やユーザープロフィール機能など、SNSの機能を備えているのが特徴で、利用者1人あたり1Tバイトのオンラインストレージを提供し、モバイル端末からのアクセスも可能。

契約は企業や組織単位で、利用者は各組織内に登録される。保存ファイルには所有者のみ閲覧可能な「非公開」、同一組織内の利用者のみ閲覧できる「公開」、組織内外の指定した利用者のみ閲覧できる「共有」のいずれかが設定可能。各指定において「読者」か「編集者」の権限で利用できる。

iOSとAndroidに対応で別途費用なく導入可能のモバイルアプリケーション「IBM Connections」を利用することで、モバイル端末からも利用できる。料金は100ユーザーまで利用の場合、1ユーザーあたり月額616円。

(Security NEXT - 2015/03/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

カーシェア利用者情報に不正アクセス - 開発引継時に不備
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大
サポート詐欺被害、PCを遠隔操作される - 足立東部病院
2023年4Qにおけるtelnetの探索、12月下旬は10月初旬の3倍に
静岡県委託先で個人情報が流出 - 開発会社からアクセスキーが漏洩
米当局、「ownCloud」など脆弱性2件の悪用に注意喚起
職員が偽警告にだまされ電話、周囲が気づきLANを遮断 - 富士見市
「Proself」にゼロデイ攻撃、関係者情報が流出 - 日本学術振興会
オンラインストレージ構築ソフト「ownCloud」に複数の深刻な脆弱性
国内組織狙う標的型攻撃 - 対象製品利用者は侵害有無の確認を