Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本語版Zen CartにXSSの脆弱性

eコマースサイトを構築できるオープンソースCMS「Zen Cart」の日本語版にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、影響を受けるのは「同v1.5.1 ja」「v1.3.0.2 jp8」で、以前のバージョンも含まれる。脆弱性に対応したアップデートやパッチが提供されている。

今回判明したクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2015-0882」が悪用された場合、管理者としてログインした状態のウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2015/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

日立製ディスクアレイシステム「Hitachi VSP」に平文PWをログ保存する脆弱性
JVNで6製品の使用中止を呼びかけ - 脆弱性見つかるも開発者と連絡不能
バッファローのNAS製品にMITM攻撃でコード実行のおそれ
米当局、脆弱性3件の悪用に注意喚起 - FortinetやIvantiの製品が標的に
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開