Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マクニカネット、未知の攻撃を防御する「Falcon Host」最新版

マクニカネットワークスは、サイバー攻撃対策ソリューション「Falcon Host」最新版を提供開始した。攻撃と見られるプロセスの実行を防ぐ機能や、メモリのランダム化機能を追加している。

同製品は、米CrowdStrike製のサイバー攻撃対策製品。マルウェアや脆弱性攻撃をエンドポイント上で検知し、ブロックするソフトウェア「FalconHost」と、リアルタイムフォレンジックやビッグデータの活用により攻撃者を特定するクラウドサービス「FalconPlat」で構成される。

最新版では、さらに未知の攻撃に対応する3種類の新機能を追加。同社の保有情報をもとに、攻撃の可能性が高いプロセスの実行を阻止することが可能。

すべてのプロセスのメモリをランダムに配置することで約80%のエクスプロイトをブロックし、脆弱性攻撃を防ぐほか、組織内で見つかったマルウェアの実行ファイルを登録できるカスタマイズブロック機能を追加した。

同社は、攻撃の可視化、検知、ブロックまで包括的に対策を講じることが可能であるとして、官公庁、製造、インフラ、金融、メディアなどの分野向けに製品を展開していく。

(Security NEXT - 2014/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

クラウド処理を活用、「PAN-OS 10.2 Nebula」をリリース - パロアルト
「タチコマ」コラボのAndroid向けセキュリティアプリ - NICTが実証実験
開発から運用まで保護するコンテナ向けセキュリティ製品 - クリエーションライン
ネットワークの可視化やアクセス制御を提供する「FortiNAC」 - フォーティネット
PSK利用のWi-Fiが退職者の不正侵入口となったケースも - PwC-CSがリスク評価サービス
ハンモック、「AssetView」に新版 - カスペの振舞検知機能を提供
ノートン新版が登場 - 「ドラえもん」のような存在目指す
「ウイルスバスター」に新版 - 機械学習と従来技術併用の強みを強調
IBM、インシデント対応に向けた事前事後対策サービスを拡充
アズビル、インフラや制御システム向けマルウェアセンサーを発売