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IEで「SSL 3.0」を無効化する「Fix It」 - 「POODLE」問題に対応

「SSL 3.0」において、暗号化通信が解読されるおそれがある脆弱性「CVE-2014-3566」が判明した問題で、日本マイクロソフトは、Internet Explorerにおいて「SSL 3.0」を無効化する「Fix It」を公開した。

同社では、回避策を容易に適用するためのツールとして「Fix It」を公開したもの。同社では数カ月以内に、Internet Explorerにおけるデフォルト設定でも向こうにする措置を実施する予定だという。

また、同社クラウドサービス「Azure」「Office 365」においても、12月1日より「SSL 3.0」を無効化する方針であるとし、「TLS1.0」以上を有効化する必要があるとして、利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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