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「Office」のID作成ツール提供、不正競争防止法違反で起訴

試用版「Office」のライセンス認証を回避する不正ツールを提供したとして、宇都宮地方検察庁はネットショップ経営の男性を10月28日に不正競争防止法違反で起訴した。

BSA|The Software Allianceによれば、起訴された男性は試用版プログラム「Office 2013 Professional Plus」のライセンス認証を回避し、使用期間や機能制限のない製品版として利用するための不正IDを作成するツールを提供したという。

栃木県警らが9月29日、不正競争防止法違反の容疑で逮捕。BSAではライセンス認証システムの仕組みに関する情報提供や、同法の適用に関する鑑定書を作成するなどの捜査協力を行っていた。

(Security NEXT - 2014/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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