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総務省を模倣した偽サイトが発生 - アクセス時にはURLの確認を

総務省を装った偽サイトが確認されたとして、同省では注意を呼びかけている。企業や組織を装った偽サイトは、7月下旬ごろから目立っており、これまで被害が報告されている企業や組織に限らず注意が必要だ。

問題のサイトでは、「.org」ドメインを利用。総務省のドメインをサブドメインに用いることで正規サイトを偽装していた。同省は、偽サイトにアクセスすると、ウイルスに感染する可能性もあるとして、アクセスする際にURLを十分確認するよう呼びかけている。

同様の特徴を持つ偽サイトは、7月後半ごろより目立っている。NTTドコモやケイ・オプティコムといった通信会社のほか、NTTデータ、ユミルリンクなどIT関連企業のほか、大阪府警察など公的機関を装うケースも確認されている。

(Security NEXT - 2014/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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