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ジャストシステム、出所不明名簿257万件の購入認める - 「道義的責任から全データ削除する」

ベネッセコーポレーションより不正に顧客情報が持ち出され、ジャストシステムがダイレクトメールの送信リストとして利用されていたとされる問題で、ジャストシステムは、「出所不明」としながらも、業者から名簿を購入していたことを認め、データを消去する方針であることを明らかにした。

ジャストシステムの説明によれば、同社では名簿販売を行う文献社より5月に257万3068件のデータを購入。これらリストを用いて翌6月にダイレクトメールを発送したという。

文献社からデータを購入するにあたり、「適法かつ公正に入手したものであることを条件とした契約を締結している」と説明。しかし、データの出所については確認していなかった。

ジャストシステムは、これまでと同様、ベネッセの流出情報であるとの認識はなかったと強調。現段階でも、流出元のデータと比較できないため、ベネッセの顧客情報であるかはわからないとしている。

警察や所管する経済産業省から11日の時点で連絡を受けていないが、要請があれば真摯に対応するとする一方、取得した情報については「道義的責任」を理由に削除すると説明。「コンプライアンスを徹底し、 適正な情報管理に努めたい」とコメントしている。

(Security NEXT - 2014/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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