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2013年の国内セキュリティ製品市場は前年比11.2%増 - アプライアンス市場が3割近い伸び

さらに高い成長率を記録したのが、セキュリティアプライアンスで、前年比29%増と高い伸びを示し、市場規模は412億円へと拡大した。

標的型攻撃対策としてのIDSおよびIPS、次世代型ファイアウォールを含むUTMに対する需要が成長を押し上げた。2014年以降もその傾向は続くが、2018年までの平均成長率は4.7%へと落ち着き、市場規模予測は518億円。

一方、2013年のセキュリティサービス市場は、前年比6%増の6043億円だった。今後は、セキュリティ基盤を組み込んだクラウドソリューションの活用が普及することで、クラウドによる運用管理サービスが拡大すると指摘。

2018年までの平均成長率は4.1%で推移し、2018年には7403億円に市場が成長すると見込んでいる。

(Security NEXT - 2014/05/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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