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日本マイクロソフト、XP利用者向けに最新OSへのデータ移行ツールを無償提供

日本マイクロソフトは、4月9日にWindows XPのサポート期限を迎えることから、同OSの利用者向けに最新OSへデータを移行するツールを、期間限定で無償にて提供する。

Windows XP専用の「ファイナルパソコンデータ引越し eXPress」をダウンロードにより提供するもの。Windows XPを搭載したパソコンに保存されている「メール」「アドレス帳」「お気に入り」「音楽ファイル」や個人で作成したデータなどを、「Windows 8」「Windows 8.1」を搭載したパソコンへ手軽に移行できる。

今回の無償提供は、開発元のLaplink Softwareや、国内提供元のAOSテクノロジーズとの連携により実現したという。米Microsoftも、3月初旬よりLaplink Softwareの「PCMover Express」を提供している。

ダウンロード期限は6月30日。使用期限は、7月31日まで。

(Security NEXT - 2014/03/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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