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フォーティネット、仮想環境でマルウェア解析する「FortiSandbox」

フォーティネットジャパンは、サンドボックスを利用したマルウェア対策アプライアンス「FortiSandbox-3000D」を提供開始した。

同製品は、仮想環境でマルウェアを分析するアプライアンス。「FortiGuardサブスクリプションサービス」を通じて提供する脅威情報をもとに脅威に対応する。同社ゲートウェイ製品「FortiGate」と統合して導入できるだけでなく、単独で導入することも可能。

同製品は、仮想環境において不審なコードを分析。コマンド&コントロールサーバとの通信や、システム、ファイル操作など脅威の詳細について調査。それぞれの脅威を分類し、可視化できる。

またコードエミュレーション機能を搭載しており、サンドボックスを回避するマルウェアや、特定のバージョンのみ動作するマルウェアなどにも対応。また手動でマルウェアのサンプルをアップロードし、分析することもできる。

(Security NEXT - 2014/02/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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