Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Windows経由でAndroid端末に不正アプリを送り込む攻撃 - デバッグツールを悪用

米Symantecは、Windowsパソコンへ接続されたAndroid端末に不正アプリを送り込むマルウェアを確認したことを明らかにした。

同社が確認した「Trojan.Droidpak」は、Windowsにおいて悪質なライブラリファイルをシステムに登録するトロイの木馬。さらに同ライブラリファイルを通じて外部より不正なファイルをダウンロードする。

さらにファイル転送機能などを実現する開発者向けツール「Android Debug Bridge」なども取得し、パソコンへ接続したAndroid端末に不正アプリ「Android.Fakebank.B」をインストールするよう試みる。ただし、攻撃が成功するには、Android端末側でUSBデバッグモードが有効化されている必要がある。

Android端末へ送り込まれる「Android.Fakebank.B」は、端末上で「Google Play」に酷似したアプリ「Google App Store」を装っていた。実際は韓国のオンラインバンキング用アプリの利用者を狙っており、正規アプリを削除して、細工した不正アプリのインストールを求めるほか、侵入先のデバイスでSMSを盗聴して、外部へ送信する。

同社では、こうした攻撃を防ぐため、不要な場合は「USBデバッグモード」を無効にしたり、信頼できないコンピュータに端末を接続する際は注意することを推奨。セキュリティ対策ソフトの活用なども呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2017年4Qの新種マルウェア、6336万件で過去最悪 - ランサムも大幅増加
Android狙う情報窃取アプリ、SMSで拡散 - 銀行アプリを偽物に置換
Android アプリ「DHCオンラインショップ」に脆弱性
「NOD32」発売から15周年、記念パッケージをリリース
「Google Play」で人気アプリ装うソーシャルエンジニアリング - 開発者名を悪用
スマートデバイス向け「VMware AirWatch Agent」に深刻な脆弱性
偽佐川急便からのSMSに注意を - ネットバンク利用者狙う不正アプリを拡散
米政府、北朝鮮攻撃グループが悪用したマルウェア「Joanap」「Brambul」の情報を公開
数百機種のAndroidデバイスにマルウェア - ファームウェアレベルで混入
ルータ改ざん攻撃の誘導先不正アプリが進化 - iOS狙うフィッシング機能も